感想色々
Caymanに暫く乗って、Boxsterとの比較で感じることは、大体最初の感想と変わりませんね。
- PDKのギクシャク感はやっぱり気になる
低速時に顕著ですが、街中を流しているときも特にアクセルオフで引っかかる感じがします。MTならコースティングでクラッチ切ったりするし、トルコンATならトルコンの滑りがあるしで気になることはないですけど。このギクシャクのせいで駆動系に外部からの力が加わることが多いわけですが、その時のゴッ、ゴッっていう駆動系の音が気になります。いかにも駆動系が消耗してそうで…。 - ブレーキサポートは便利
坂道発進などで、ブレーキを離してもそのままキープしてくれる機能です。クリープのないPDKでかすかにクラッチを繋いで保持するのはクラッチを傷めるからでしょう。MTにも装備されているのでしょうか?トラックとかにはかなり昔からある機能ですが、便利です。ただし、Caymanの奴はブレーキを離すのがちょっと遅く、前に進み始めてもすぐブレーキを離さないのでサイドブレーキで坂道発進に失敗した時みたいに発進で引っ張られる感じになるのが今ひとつ。この時の駆動系の音も気になります。 - エンジンノイズが大きい
エキゾーストノイズじゃなくて、エンジンのメカニカルノイズのことです。Boxsterは車内でウィーンというギア音が耳に付きましたが、それはありません。しかし、アイドル時のがしゃがしゃしたノイズは大きく、なんだか調子の悪いエンジンみたいな感じです。暖機が終わると静かになりますけど、同系列のエンジンでなぜこうも違うのか不思議です。 - 遮音性はやはり高い
車内がやはり静です。Boxsterは幌車としては遮音性は良かったですが、根本的に違いますね。当たり前ですけど。オーディオの音が小音量でもよく聞こえます。 - 乗り心地は悪い
もしかすると、ハードトップで車体がしっかりしているのが感じられるのかもしれませんけど、純正の18インチでも、Boxsterに19インチを入れたときと比較してもゴツゴツと突き上げが来ます。Pilot Sportsを履いてるせいかも。PASMがあったら良かったんですけど(PASM付きに乗ったことないですが)。 - PDKは楽!
まあ当たり前ですがオートマチックは楽ですね。けど、次があればやっぱりMTかなぁ。 - ハンドルが重い
別に問題になるほどじゃないですが、Boxsterとの比較では重く、大操舵角の時の切っていく動きがなめらかじゃないような気がします。そして轍でハンドルを取られやすいです。Boxsterの19インチと同じタイヤ幅なのですが、明らかに取られやすく気を遣います。 - シートもちょっと違う
オプションシートが付いているわけじゃないようですが、感触が違います。弾力性が増した感じ?個人的には前の方が良かったなぁ。 - 燃費は変わらず
排気量は200cc増えていますが、ほぼ燃費は変わらず。高速を淡々と走ると13km/lを越えます。この手の車としては良いと思います。
GWに距離を乗ったので印象が変わるかと思いましたが、あまり変わりませんね。コレが当たり前になるのかなぁ。ミッションとハンドルはずっと違和感が残りそうな気もします。
Posted: 5月 6th, 2015 under Porsche Cayman.